北アルプス表銀座縦走1日目
夏季休暇を利用し北アルプス縦走を行いました。今回は中房温泉~燕岳~大天井岳~常念岳~一の沢の超メジャーなコースで表銀座と呼ばれています。岩手から長野県穂高まで約6時間半かかりました。穂高駅にて補給食を買おうと思っていたら、中房温泉までの乗り合いタクシーがきまして慌てて乗り込んだらもう登山口13:45に到着。15名ほどの乗客のほぼ全てが中房温泉に宿泊し翌朝に登頂するみたいです。一人で燕山荘に向けて登山開始しました。コースタイム4時間半なので日没前18時くらいには到着するはずですが、いつもの登山の2倍の重さ15kgの荷物量と時間が迫られているプレッシャーからいつものペースが取れませんでした。1時間ほどして、おばさん2人組みに追いつき道を譲って頂いてからは後ろに誰かがいる安心感から平静を取り戻すことができました。
途中、合戦小屋で名物のスイカを食べました。疲れている体に自然の甘さが染みます。この時で15時半くらいだったと思います。
その後、登山道の途中で何気なく岩陰を覗くと謎のメッセージを発見しました。アイスの棒くらいの板に〔大地さん ありがとう〕と書かれています。
その後、日没前に燕山荘に到着しました。コースタイム3.2時間くらいでした。
日本屈指の人気山小屋です。よくもまぁ人力で建築資材を運んだと驚きを隠せません。
増築に増築を重ねた山小屋らしく作りが非常に複雑でした。なんか林間学校にでも来たような懐かしさがあります。
そしてお待ちかねの夕食、標高3000mで手作りチーズハンバーグが食えるとは思いもしませんでした。
そして山荘からは松本市内の夜景が美しいです。満月期なので星空は微妙でしたが、この五日間で一度も晴れなかったことを思えばラッキーだと思います。