初めてボーグ用自作AFユニットを作成する(キャノン用)
マニュアルでピントを合わせなければならない天体望遠鏡であるボーグで野鳥を撮影するため、キャノンのレンズを利用しAFユニットを作成しました。
手先が不器用な私でも、ボーグ沼の先輩たちのページを参考にし、完成しました。
※ レンズの解体は個人の責任で行ってください。分解すればアフターサービスを受け付けてもらえません。
今回は、[CanonZoomLENS EF35-80mmF4-5.6 3型]を使用しました。レンズを外すのでオートフォーカスさえ動いてれば、レンズにカビが生えていても問題ありません。
まずは前面レンズ周りのシールをはがします
3箇所のビスを外します
上部レンズが外れました
今度は裏側のカバーをマイナスドライバーで外します
プラスチックレンズをドライバーで外す(レンズは使用しません)
今度はサイドのゴムバンドを外します
ビスが3箇所出てきますので外す(ワッシャーを無くさないように)
上下に分かれますので、コネクタを優しくはずす
上部中玉を外す。ブラシっぽい金具も外す
下部ユニットのシルバーの金具を外す(2箇所)
下部内側の基盤にハンダ付けをおこなう(ハンダ付け前)
ハンダ付け後、この工程によりF値が4.0に固定され、AFの迷いが減るそうです。
前面レンズの周りをカッターで削り、フィルター代わりにする。
組み上げる
前面にケンコークローズアップレンズNo.3、後ろ面にケンコーテレコン1.4を装着し、オートフォーカスユニットの完成
カメラに取り付ける
あとはボーグ本体に組み込みます。これはまた後ほど。