【野天湯訪問】岩手県安代町、新草の湯に行く

※野天湯は管理者の居ない温泉です。硫化水素など危険なガスが発生する場合もあります。入湯する際には自己責任でお願い致します。

 

前回の【草の湯】の近くに別の野天湯があるそうなので行ってみました。通称【新草の湯】だそうです。

アクセスは先ほどの草の湯の登山口から入り、350~400mほど行ったところに側道があり、そこからかなり下ります。ちょうど登山口から0.4kmのところに看板があるので、そこから少し戻った場所を探したほうが見つけやすいです。

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ちなみにこの温泉は、訪問者が少ないのか道が不明瞭な個所がかなりあります。この場所に行ったことのある方、登山経験が豊富な方が一緒のほうが安全です。私は携帯GPSスマホではない)を持っていたので、最悪戻ればいいと考えていたので行きました。実際、温泉から100m手前の沢と並走して歩く箇所で道なのか、けもの道なのか自信がないまま進みました。この下の画像の風景で歩くべき箇所がどこか判断できなければ行かないほうが良いです。

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ひたすら沢に向かって下りていくと、硫黄の匂いがしてきました。霧ではなくて蒸気です。

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沢を越えて、不安なまま藪を30分ほど進むと突然温泉が現れました。先人たちが湯船を作ってました。

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誰が設置したのでしょうか?38度くらいの源泉かけ流しです。

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湯の花がすごいです

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着替えを置く場所として、誰かが残していたポリタンクを利用しました。使うときはひっくり返して、使い終わったら写真のように元に戻れば、次の方が利用できます。

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さっそく、全身浸かります。

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温度はちょうど良いのですが、湯上りの匂いがドブそのもの。発見した瞬間の喜びが半端ない野天湯でした。