夏の思い出にザリガニパエリアを作る

今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2015夏」

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夏の思い出作りに、福島方面に旅行に行きました。初日に会津若松で白虎隊や鶴ヶ城など超有名観光地を巡りました。二日目に喜多方、五色沼を巡りました。せっかく裏磐梯に来たので最近個体数を増えて問題になっている外来生物ウチダザリガニを捕獲して喰うことにしました。ウチダザリガニという名前には馴染みの無いかと思いますが、戦前に食用として持ち込まれ、洪水等にて逃げ出した個体が自然繁殖、北海道と福島県近郊の県にて増え始め、既存の生態系に影響を与えているそうです。ちなみに食用ガエルの餌として持ち込まれたてアメリカザリガニとは全く別の種類になります。

裏磐梯観光協会ではウチダザリガニ釣り大会を開催し、観光資源と駆除を同時に行うイベントを開催しているので当日朝に参加申し込みしましたが、定員オーバーで参加出来ませんでしたので、コンビニでさきイカを購入して川に突撃しました。

 

福島方面、会津、喜多方、五色沼に行くとだけ伝えていた同行者に、「明日ザリガニ釣り大会に出て、それを食べる。」と伝えたら、居酒屋で地酒を飲み、白虎隊グッズで「ヒャッハー!」と喜んでいた彼女の顔があきらかに曇って行きましたが、ガン無視を決め込みました。

まずはスーパーで材料購入、玉ねぎ、パプリカ、オリーブ油、あさり、米は家から持参。

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そしてメインのウチダザリガニを捕獲します。その辺の川にいるという情報から、近くの川に降りると直ぐに見つかりました。(写真中央下の岩に白く見えます。)

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適当に投入すると2分くらいで釣れました。サイズは成人男性の手の平より少し小さいくらいです。

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続けてると10分くらいで6匹釣れました。

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ウチダザリガニ特定外来生物なので、生きたまま運搬すると法律にて罰せられますので、捕獲した場合はその場に逃がすか殺処分しなけれなりません。私はブラッシングの後に塩茹にしました。茹で上がると美しい赤になります。茹でた後で背ワタを取りました。寄生虫が怖かったので20分も煮ました。なんか海老だしみたいないい感じのスープが出ましたが、腹を下さないように捨てました。

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早速、材料をスキレットに入れて煮上げて完成。

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味はエビ・カニの中間で、カニカマに近く、決して不味いもんじゃないって感じです。20分も茹でたので旨味が抜けたと思います。

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味噌もたっぷりだけど、甘海老みたいに啜る勇気が無かったです。

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