アナフィラキシーショックの人を目の前にして

知人が目の前で一匹のアシナガバチに顔を刺されまして、最初は「痛っ!」なんて言っていたら、5分くらいで頭がかゆいと言い出し、首がボコボコに腫れて、呂律が回らなくなって慌てて病院に担ぎこみ、救急で処置し鎮静剤や抗生物質でなんとか治まったことがありました。

テレビで、スズメバチに刺された方のアナフィラキシーショックの映像は何回も観たことはありますが、スズメバチに刺されたことがない自分には関係のないことと思っていましたが、目の前で、しかも(ある意味、たかが)アシナガバチでこの様な症状が出るのかと驚きました。知人もアシナガバチに刺されたのは、15年前くらいだったそうです。
 
ネット記事を見れば、2回目にスズメバチに刺されてショック症状が出る確率が20パーセント。十分に起こりうる確率です。
知人の奥さんに話を訊いたら、酒が体質的に受け付けなかったり、義理の父がハチに刺されて入院したことが有ったりと遺伝的にアレルギー体質を持っているということでした。
何かのアレルギーがある方は、なりやすい可能性があるので用心した方がいいかもしれません。
ちなみにアナフィラキシーショックの緩和に効果があるエピペンという自己注射薬があるそうです。
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ショック症状を治すわけではなく、病院に行くまでの時間稼ぎになるそうです。