【奇祭】岩手県住田町の水祝儀(みずしぎ)を見てきました
北東北の情報雑誌ラ・クラの2016年11・12月号にて掲載されていたお祭りを見に行きました。岩手県住田町愛宕地区で1月24日に行っている水祝儀というもので、火災予防のお祭りの一種。
由来が物語的で、200年前に宿場町だったこの地区の火事が発生した。
当時は木造家屋だったため一度の火事で街そのものが全焼することも珍しくないことだったが、この火事の際には、ある家の床下で寝ていたほいど(ホームレス)が気がつき、「火事だ」と鍋を叩いて報せ、大火になることを防ぐことができたことから、ほいどに仮装した人々が一斗缶と棒を叩いて民家をまわるお祭りになったんだそうだ。
一番いい顔のおじさん
先導する方が家に入っていいかを確認。途中、事情がわかっていないおばちゃんが叫び声をあげていた
「見っさいな、見っさいな。御大黒という人は、一に俵を踏っまえて、二でにっこり笑って、三で盃求めて、四で四方いいように」と数え歌を歌う