【祭り】国指定重要無形民俗文化財[マツリバ行事]を見に行く(前半)
岩手県一関市室根山神社の3年に1度のお祭りである[マツリバ行事]を見に行きました。
由来は、熊野神社の神様を1300年前に室根山神社に勧請した儀式を再現しているそうです。本宮神輿と新宮神輿が先陣争いをしながら、仮宮である8mの櫓の頂上を目指して人力で引き揚げられます。
ちなみに今年がちょうど祭り開始から1300年の節目だそうです。私は2日目深夜の荒馬武者行列から参加しました。
午前2時ごろから街中を騎馬武者が練り歩きます。遅い時間にもかかわらず、カメコが凄い。
少ない街灯の中、[カッポカッポ]と馬のひづめの音と灯篭の光で幻想的です。20機近い騎馬武者が参加していました。
町内練り歩いた後に、南流神社に参拝をします。
室根山神社では4時頃に神輿に魂を遷す儀式を執り行っていますが、眠すぎたので車で仮眠をとりました。
5時半、マツリバ儀式の会場に行きました。
8mくらいの高さの櫓が組まれています。
各町内の山車が櫓の周囲を廻ります。重馬場で押すので大変そう。
山車の先頭には、かわいいお殿様
各町内の山車が通過したのちに、大名行列がやってきました。
マツリバ行事の後半に踊る巫女舞の方々
室根山神社のゆるキャラも登場。みこシスターズだそうです。
町内の山車が勢ぞろい
7時半頃、下のほうで二つの神輿の頭につけられた鳳凰が外されて、櫓に向かって走って来ました。これが神輿の先着争いの前哨戦になります。
櫓を登ります。
今回は、本宮神輿の鳳凰が先着しました。
次回は祭りの後半、本宮神輿と新宮神輿の先陣争いをアップします。