【登山】オオカミ信仰が残る虎捕山津見神社奥の院に登拝する
福島県飯舘村にあります虎捕山津見神社に御札と御朱印を頂戴しに行きました。行ってから知りましたが境内の裏山に奥の院があって登拝出来るということなので、行ってみました。
この神社は、オオカミ信仰が残る神社で狛犬のポジションに狛白狼が鎮座しています。
本殿は数年前に焼失し、現在再建されています。
周辺に何もない場所ですが、神社が最新鋭でした。撮影してませんが入口が自動ドア。
お守りも自動販売機で売ってます。
社務所もあるので対面で購入した授与品に対してレシートが発行されます。
しかも宮司さんの腕時計がアップルウォッチでした。御朱印は書置きではなく、ちゃんと墨書きしてくれます。
オオカミが描かれたお札を購入しました(200円)
時間は14時15分、登拝は往復1時間かかり日没は16時過ぎ。しかも登山靴でなくスニーカー、小雨。ぎりぎりでしたが登拝しました。
450mで手水舎があります。清水を利用しています。
途中に不思議な岩がありました。
途中、鳥居がありました。
途中、虎捕洞という岩屋がありました。この名の由来は、この周辺を荒らしていた墨虎という人物が隠れ住んでいた場所です。3人くらい寝れそうなスペースがあります。
修験の場だけあってハシゴ場、鎖場があります。
ハシゴに明治期の作成者の掘り込みがありました。
200mほど登ると奥の院が見えてきました。
裏側から岩に登ることができました。
頂上の岩
山頂の岩の一部に【山神】の文字が彫られていました。
下山途中、宮司さんが登ってきました。もしかしたら、駐車場に僕の車が一台停まっていたのを心配して登って確認しに来たと思います。ありがたや。べこぱの否定しないツッコミ担当みたいな方でしたが、めっちゃ良い人でした。
この神社には元々天井画で多くのオオカミの絵が描かれていたそうですが、焼失をしたことをきっかけに、再建した本殿の天井画を美術大学院生が復元するプロジェクトが行われ、現在、拝見することが出来ます。
美しいので是非とも見てほしいです。